摂食障害：克服へ向けて①

摂食障害ってどうやって克服していくの？

拒食症や摂食障害は「食べる、食べない」ということではないのです。「食べる、食べない」は、表面にあらわれているただの症状。例えば、発熱したとき、解熱剤は熱を一時的に下げることはできますが、根本原因を治さない限り、問題は続きますよね。摂食障害もそれと、同じです。

摂食障害の根っこは、それぞれの方によって違っているので、丁寧に紐解いていく必要があります。

拒食症や摂食障害を克服していくためには、「現在地を知る」こともとても大切です。今、どんな問題があり、どんな状況なのかを、明確にすることで、解決に向けての道筋が見えてきます。そして、複雑に絡み合った要素を、一つ一つ丁寧に扱っていくことで、少しづつ前に進んでいくことができるのです。

例えば、あなたが北海道に行こうとしているとしましょう。自分の現在地を知らない場合、どうやって行くかがわからないのではないでしょうか？　現在地がわかって初めて、目的地に行くための方法がわかるのです。

しかし、問題の渦中にいる時、自分一人ではなかなか現在地がわからないものです。なぜなら、その人にはその人の思い込みや、決めつけ、フィルターがあるからなんです。

一人では難しいことも、寄り添いサポートしてくれる誰かとなら解決していけるのです♫

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